鶴見線
2015/09/26 長い夏休みが終わって、早1週間。もう慌ただしい学校生活に疲れ、ローカルを求めて鶴見線に乗ってきました。
こっそり温めていた気持ちをついに解放、はまりそうです。
いつもと趣向が違いますが、自分のまとめとして記載したいと思います。
終点のひとつ、海芝浦駅。
鶴見線に乗りたいと思ったのは、川崎の工場夜景が見たいという思いからだったのですが、電車自体も面白くて東京近郊でこんなにローカルな雰囲気を味わえるところがあるとは知りませんでした。
鶴見線の路線図。
工場地帯を走る電車で終点は4つもあって、見たことのないような路線図に。
電車には工場に働きに行くであろう格好をしたリュックを背負った男の人たち、休日だったのもあるのかカメラを持った鉄ちゃんなど、若干というかほとんど男性。毎度のことながら、希少の女性となっていました。笑
京浜東北線で鶴見駅にまず向かい、そこから歩いて国道駅へ。噂ではちょっと変わった面白い駅だとか。
こちらが国道駅。・・・駅?
トンネルを進んでいくと、中に駅の改札が設けられているのです!トンネルの中には焼き鳥やさんが営業中。
ザ・ノスタルジー。。
昔はいくつかお店があって、商店街みたいになっていたようですが、今はこの焼き鳥やさん1店舗のみの営業になっています。昼間はここも開いていないから、結構寂しい雰囲気のようです。
改札を入ったらいきなり階段。
ここから最初の目的地、海芝浦駅へ。
海芝浦駅は有名な話のようですが、一般人は改札から出られない駅なのです!
無人駅のSuicaをピッてやって出たら、今度はピッてやって入るだけ。
というのも、直結している出口はTOSHIBAさんの工場の敷地に入ってしまうもので、関係者以外立ち入り禁止、写真撮影も禁止と記されています。
一緒に降りた人たちは吸い込まれるように工場へ。そんな状態で駅を撮ろうとカメラを構える度胸もなく、ひそひそと人が引くのを待つ。
次の電車までなにするの。という感じですがこの駅には唯一出られる(行き止まりですが)公園が併設されています。
公園からTOSHIBAさん〜。
埋立地の工場地帯を一望できます。こういうとき、一眼欲しくなる。。
そしてあっという間に電車の時間に。工場から時間ぴったりにみなさんがやってくる。肩身の狭い観光気分の女子大生。みなさんお疲れ様です。
続いての目的地、2つ目の終点、大川駅へ。
浅野駅で乗り換え。くすぐられポイント満載〜。
ちょっと乗ったらもう終点。
踏切より。一眼レフほs(ry
暗くなってきて、夜景への期待感と写真をうまく撮ることへの絶望感を抱え、最後の目的地の終点一つ前、昭和駅へ。ここにオススメ工場夜景があるとのこと。
昭和駅を降りて歩くこと5分ほど。
念願の・・・!本当にずっと見てみたかったんです!
こんな写真の何百倍も綺麗なんだけどな〜〜〜。笑
所要時間は2時間ほどだったでしょうか?日が沈むちょっと前に出発して駅や電車そのものを楽しんで、帰ってくる頃には日が落ちて夜景も楽しめる時間に行くとベストかなと思います!
そこからさらなる工場充になるべく、川崎駅からバスに乗って工場地帯へ!
車窓から電車より近い距離で工場を眺め、眺め、眺め切ったころに下車。そして歩いて気に入った工場のあたりまで戻り、満足したらバスに乗る。
なんとも滑稽で誇れるバス利用法です。
写真で撮りやすいスポットがあまりなかったのですが、1番綺麗に見れた工場。
最近流行っている工場夜景の本並みの美しさに頭で置き換えてください。
可愛く並ぶイス。お疲れの方々が座る風景を想像しながら。。
そうして川崎駅に着き、この旅はおしまいです!
もうもう大満足で、隠れスポットを見つけたような気持ちになりました。
少し前から、廃墟とか電車とか好きと書いていますが、新たに工場夜景も仲間入りです。
大学の後期が始まって、ついにゼミというものが始まったんです。学年バレますね。
それで私は考えていたやりたいことがあったのですが、教授と雑談中に趣味の話になって、諸々話しましたら「廃墟を好きな心理を追究してみては?」と言われたのです。
最終的な成果物(私の研究室的に最後は建築の設計をしなくてはなのです。)にならない気がするので笑って終わらせましたが、今思うと面白そうというか、自分のなぜか興味があることを掘り下げることが、自分らしさを引き出すと気がつきました。
いくら遠くても行きたいと思って旅行して訪れた数々の建築たち、これらに動かされる私の気持ち、しっかり考えてみる機会を持つのも良いかもしれません。
また脱線しましたが、好きなことを課題そっちのけでやる休日ほどいいものはないなーと思いました。(次の日の設計の授業のために徹夜したのは言うまでもない。)