国立新美術館
2014/02/16 文化庁メディア芸術祭に入場するために国立新美術館を訪れました。
様々なジャンルの芸術が一堂に集まっていて、圧倒されたり、理解しようと頭を悩ませたりとお腹いっぱいの一日でした・・・。その時代をよく表した作品も多く選ばれていたので年度末のこの時期に1年間のメディアを振り返るためにも毎年訪れたいなと思っています。
そして本題の今回の建築物、国立新美術館。
曲線美、美しかった!天気も相まってほんとに綺麗でした。
設計は黒川紀章さんで、内部にも見た事のない空間が広がっています。
ひときわ目を引くのは、大小2つの逆円錐状のコンクリート造の空間です。
1つはカフェ、もう1つはレストランとして利用されています。
それぞれへのアプローチの仕方も工夫されていて、居場所により違った景色が広がる事でしょう。
中庭には竹林が作られていて自然を取り込むだけでなく、ガラスの曲線と対照的な竹の直線を用いる事でいっそう視覚を楽しませてくれます。
貯蔵品が一切ない美術館なので主に公募展で利用されるそうです。
展示室も落ち着いた圧迫感のない空間だったので出展者はそれぞれその空間をうまく利用するよう工夫しているのだろうと思いました。
美術館自体が芸術作品のような国立新美術館、六本木の街の一部として存在感を放っている印象を受けました。
夜になり六本木ヒルズあたりをふらふらしていたら、
けやき坂が赤く染まっていました!
青いイルミネーションの時に何度か通ったことはあったのですが、赤いのは初めて見ました。
この特別なイルミネーションは点灯時間の17時~23時の間で毎時00分ちょうどから10分間だけの1日6回のみらしく、なんだか幸せな気持ちになりました。